保温器具
・ ヒーターが消耗品という考えがポイント。
水草レイアウトでは、保温も重要です。
水草自体はかなり温度の幅があっても育成することが出来ますが、影響大きく受けるのは熱帯魚などの生体とろ過バクテリアの方です。
水草レイアウトで同居させる種として一般的なネオンテトラなどの小型カラシンの適正温度は22〜28℃くらいと言われています。
ついでにコケ取り役のヤマトヌマエビやミナミヌマエビなどは30℃以上の高温に弱く、その反面20℃以下の低温でも元気に活動してくれます。
主な好気性バクテリアは、高温になると活動が活発になり、いつも以上の酸素を必要とするため酸欠となってしまう恐れがあります。
また、CO2も高温になるほど溶け込む率は低くなるという弊害なども出て来ます。
現在ヒーターは、大きく分けて3種類の方式が売られています。
①ヒーター+サーモスタット一体型
②ヒーター+サーモスタットセット(ヒーター交換可能)
③オートヒーター
説明しますと、①はヒーターに温度を感知するセンサを内蔵したヒーターと温度調節機であるサーモスタットが一体化したモデルです。
②は、ヒーターとは別に温度センサがあるタイプです。ヒーターと一緒に温度センサを水槽に入れる必要があります。あとこちらはヒーターが交換可能なところが特徴です。
③は、ヒーターにある一定温度に調整された(大体26℃多し)センサを内蔵したモデルです。こちらは温度調整不可でサーモスタット自体もありません。
左が①ヒーター+サーモスタット一体型。右がヒーター交換可能な②ヒーター+サーモスタットセット
タイプです。
①は温度センサー内蔵のヒーターとサーモスタットが完全に一体になっています。
②はヒーターだけ取り外し、交換が可能です。温度センサー(右下)が別途付いています。
この中で取り扱いが一番簡単なのは③オートヒーターです。
あるのはヒーター本体のみなので、購入したら水槽に入れるだけで済んじゃいます。
サーモスタットがないため価格が安いと言うのも大きなメリットです。
問題は、温度調節機能がないため、故意に温度を上昇させたいと言ったことが出来ないところです。後は、ラインナップとして小型水槽用は豊富な反面、大型水槽用が少ないことが上げられます。
オートヒーターのデメリットをなくしたのが①ヒーター+サーモスタット一体型です。
このタイプは幅広く温度調節も可能ですし、ラインナップで大型水槽用の300Wタイプも売られています。
まさに万能タイプと言えますが、それと一緒に値段も一番高いです。
もう一つ値段の他にデメリットとしてヒーターが交換出来ないことが上げられます。
ここで大きなポイント。
ヒーターは、基本的に消耗品です。
一般的には約1年での交換と言われています。ただ、実際には夏場3〜4ヶ月は稼働してなかったりするので2〜3年以上は保ちますが。
ヒーターを交換する場合、①ヒーター+サーモスタット一体型だと全て一緒に買い直さないといけないことになります。
その点を克服されているのが、②ヒーター+サーモスタットセットタイプです。
ヒーター部分のみコンセットのように交換可能で、サーモスタット部分まで買い直す必要がありません。
こちらのデメリットは、ヒーターと一緒に小さい温度センサーを入れる必要があるため若干ですが美観を損ねる要素が増えることでしょうか。
正直なところどれも一長一短あって判断難しいです(汗)
ただ、ヒーターが消耗品と考えるならば、②か③が良いように思います。
温度調整が必要な環境であればサーモスタットが付いてヒーター交換可能な②を。
温度一定でも十分で、温度センサーも入れたくないスマートな形を求めるのであれば③が良いです。
オートセンサーの設定温度は大体が26℃です。水草レイアウトでも26℃は適正温度の範囲内なので、安価でスマートなオートセンサーは特に小型水槽向けと言えるかもしれません。
それでも多少お金が掛かっても温度調整+スマートさの両方追求するなら①という感じになるでしょう。






