@水草水槽セッティングに際してお勧め機材

 

私が水草に興味を持った一番の理由は綺麗なレイアウトに見せられたからです。
始めて見た気泡の付いたリシアのレイアウトはとてつもなく衝撃的でした。
それから水草水槽を始めようと考え一つのことに気づきました。一度器具を揃えてしまえばその後はあまりお金がかからないなあと(実際のところ本格的になって行くにつれてそうでもなくなってくるのですが)。
水草自体も極端な話1本手に入れてしまえばどんどん増殖可能ですし水草は熱帯魚に較べればかなり弱った状態からも復活が可能なところが変な見方で魅力的でした。
始めた頃はまだ底床が大磯砂中心で水草の育成(特に難易度の高いもの)には今より苦労しました。
それから少ししてニッソー(NISSO)のアクアプラントサンドを皮切りに水草育成関連製品の製造販売をしているADA(アクアデザインアマノ)などから今までの底床の概念を変える画期的なソイル系底床の登場によって劇的に水草の育成難易度を低くしてくれたと思います。
その当時ではかなり育成難の種だったトニナやスターレンジ、オランダプラントがだれでも簡単に育てることが可能となってしまいました。

ソイルの恩恵を預かった代表的な水草トニナ
育成難易度の高い水草の代名詞だ
ったトニナが誰でも簡単に育てられる
ようになりました(技術の進歩に感謝
です)。

当然のごとくそれに伴って水草育成を主とする同志も一気に増えたことは間違いのないでしょう。
今まで育成そのものに注いでいた力がかなり少なくなったことで今度は余った力が水草レイアウトそのものに流れていき、最近はレベルの向上が顕著でADA主催の水草レイアウトコンテストの出品作品を見ていると毎年驚かされます。
私もないセンスを絞り出してなんとか負けじと日々精進しておる毎日です。

ここでは私の長いか短いかはわかりませんが今までの水草育成の経験をご紹介させていただきます。
出来ればみなさんの今後の水草育成の一助になればと思います。

 

コストパフォーマンスに優れたCO2ストーン
CO2ストーンは最もリーズナブルな拡
散器です。

前置きが長くなりましたが水草水槽を始めるに当たって最低限必要な機材を羅列してみました。
@水槽
A二酸化炭素(CO2)強制添加器
B外部式フィルター
C底床
D照明機器
E保温器具
F水草
これらは水草水槽を管理するには必ず必要なものです。どれか一つなくても育成はままなりません。
育成容易種といわれる水草でしたらこれだけで長期間の育成は十分可能です。
具体的に私のお勧め機材は・・・


@水槽

王道ADAキューブガーデン
曲げガラス水槽の代名詞NISSOクリアスティングレー
上はADAのキューブガーデン、下は
NISSOのクリアスティングレー どちら
がお好み?

 

最近の水槽の流れはフレームレスのガラス水槽が中心です。フレームレスというのは同じサイズで安い水槽と見比べてみるとわかると一目瞭然で安価なものには水槽上部に黒いフレームがありますがそれがないのがフレームレス水槽です。
具体的な製品名ではニッソーのクリアスティングレーやADAのキューブガーデンなどが上げられます。
単にフレームがないだけとはいえこれがあるのとないのとでは前者(フレームレス)の方がまさしく水槽本来の存在意義といえます水を切り取った情景が味わえます。水槽はインテリアですからフレームありの水槽よりか少し高いですがフレームレスの水槽を買っておけば中身以前に水槽だけで見た目の綺麗さを稼げます。
水槽を選ぶにあと水槽の縁が曲げガラスになっているものとシリコンつなぎ目のある水槽があります。
普通に考えると曲げガラスの水槽の方が良いように考えますが角のある水槽も最近のものは接合部分のシリコンを透明なものが使用されており、こればかりはショップの展示水槽などを見て好み次第で選んで下さい。

キレイなフレームレス水槽
今主流のフレームレス水槽まさに
水を切り取った感じです。

水槽の大きさに関しましては私から何かといったお勧めというものはありません。
ただ販売されている水槽には30×30×30cm角のサイコロ状のものから(もしくはそれ以下)最も多く販売使用されている60×30×36cmのレギュラー水槽や90×45×45cm、120cm×45×45cm、180×60×60cmといった大型水槽など様々です。
水槽サイズはその人の好みや設置可能面積など多くの要因があるかと思いますがこと水草の育成に重きを置く場合、なるべく大きな水槽の方が(長期に綺麗な水系の維持という意味で)管理は楽です。

理由は大型水槽は小型の水槽に較べて夏の気温など外的要因に左右されづらく急激な水質の変化にさらされることが少ないといった点が上げられます。これは長期間安定した管理を行うには大きなことで一度安定期に入ってしまえば水換え以外には特に手が掛からないことを意味します。小型水槽ですと急激な水質の変化にさらされることで水草の状態云々だけでなくコケを発生させてしまう要因にもなります。
といっても小型の水槽を否定しているわけではなく水換えの量は少なくて済みますし水質の変化もその人の技術力次第で抑えられることが出来るでしょう。
そして全て機材に関してコスト的に大きなアドバンテージがあるのは確かです。

 

A二酸化炭素(CO2)強制添加器

究極兵器ミドボン
水草水槽やるならミドボン!

 

二酸化炭素強制添加器ならば迷わずミドボンをお勧めします。
ミドボンというのは要は業務用の緑色の大型のボンベのことでサイズは色々ありますが容量が5kgぐらいのものが大きさ、価格的にもちょうど良いでしょう。yahoo!のオークションでだいたい1万円ぐらいで落札されてます。
ショップに売っている74g入りのCO2ボンベで約10日保ったとすると容量5kgのミドボンで約670日分添加可能な計算になります。コストも74gの
CO2ボンベ1本を700円とすれば1年間365日だけでも約25000円以上掛かってしまいコスト的にものすごく大きなメリットがあります。また二酸化炭素を使い切ってしまっても酒屋などに持ち込めば再充填は可能です。
まさに二酸化炭素のボンベに関しましてはもう何も考えずにまずミドボンの購入をお勧め致します。

 

B外部式フィルター

外部フィルターならエーハイム!
エーハイムの信頼性は他社より群を
抜いてます。

 

特にこれだというものはなく二酸化炭素を逃がさない外部式フィルターなら何でも良いでしょう。
個人的にはエーハイム(EHEIM)のものを数台長年使用しています。他のメーカーと較べたりしたことはないので難しいですがエーハイムの外部フィルターは何年も使用していて特に故障など不具合は今まで1度たりとも起こったことはないです。
外部フィルターの容量は良く言われるのが水草メインの水槽であればメーカー指定の容量より1ランク下のものでも良いと言われていますがろ過は水景維持の要ですから少なくともメーカー指定の容量のもの
(例えば60cm水槽であれば2213など)の導入が最善であると考えます。


C底床

きっかけはアマゾニア(笑)
もしこれがなかったら水草レイアウト
はしてなかったかもしれません。

 

底床もソイル系の他には大磯砂、天然砂、新田砂(エイ・エフ・ジャパン)、アクアセラミック(ADA)や化粧砂として使用する明るめの砂など色々あります。水草の育成に関しては始めから水草を第一に考えて作られたソイル系の底床が一番適しています。
私が使ったソイル系の底床の中では水草、水槽の立ち上がりはADAのアクアソイルが一番良く、最近はほとんどソイル系ではADAのアクアソイル・アマゾニアを中心に使用しています。
※AQUA Livingでは基本的に底床はソイル系にした場合で話を進めさせていただきます。


D照明機器

メタハラADAソーラーT
照明器具の理想型であるメタハラで
す。もうこんなものを平気で買うよう
になったら重傷です。

 

インテリア性、性能でメタルハライドランプが理想ですが初期コストが掛かってしまいます。
私がお勧めなのが価格、光量、見た目の面で一番両立されていますニッソーのリアルインバーターライトをお勧めします。
リアルインバーターライトは3灯まで搭載可能で価格が安いところで1万円ちょっと購入出来ます。
蛍光灯自体はコスト面重視であればディスカウントショップなどで普通に購入出来るNationalパルックのクール色で育成は出来ます。しかし
好みの問題でもありますがパルックだと水草がやや黄色く見えてしまうので私は水草の緑が映える色を持つADAのNAランプを使用しています。

蛍光灯を選ぶ際にケルビン数というものがあります。ケルビン数というのは一般的には最も重要な光そのものの光量(ルーメン、単位:lm)とは関係なくケルビンは色温度とも言いまして見た目の色合いを数値で表したものになります。
ケルビン数は太陽光の色合いで6000K、それ以上の値になるに従って青色っぽくなっていきます。主に海水魚水槽で使われている青色の蛍光灯はケルビン数の高いものが使われています。一見ケルビンが高いと光量も高くなるような気がしますがケルビン数はあくまで光の色を表したもので光量がそのまま高くなるわけでありませんので騙されないようにして下さい。

 

E保温器具

これからは空炊き防止機能必須!
これからのサーモは空焚き防止付き
が標準になっていくのでしょう。

 

これは始めてであればヒーターと温度調整が可能なサーモ一体化したもの使うのが無難でしょう(操作が簡単です)。
最近はそれに加えて空焚き防止機能付きのものがあります。これは水槽内の水が何らかの理由で空になってしまった時に従来のヒーターだとそのままヒーターが作動してしまって火事の原因となってしまったのですが空焚き防止機能はその時の異常高温を温度センサーで感知して
自動的に電源をOFFにして火事を未然に防いでくれます。
阪神大震災ではこういった原因での火事は多かったと聞きます。日本は地震大国ですので今後は自分の家が火事の原因になって他人に多大な迷惑とならないよう未然に配慮、対応していく必要があるでしょう。

・・・と簡単にはこんなところでしょうか。
まずこれらの機材を整えないことには始められませんが選ぶに際しても色々な本などで調べたり、ショップの人に聞くなりして後で後悔のない買い物をして下さい。

 

 

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