@木酢液を使用したコケ撃退指南
水草水槽をやっていて必ず悩まされるコケですが水草レイアウトの中に流木や石を入れていると水草には全くコケが付かないのに流木や石にはコケが出てしまうと言うことが良くあります。
それらに付くコケも色々あるわけですがその中でも見た目最悪なのが黒髭ゴケです。
黒髭コケは指や歯ブラシを使えば水草で言う葉のような部分は少しは取ることは出来ますがそれでもそうとう根気を入れてやらないと焼け石に水で大元の根の部分は残ってしまってしまうことが多く、またそこから成長して元通りです。
その黒髭ゴケを瞬殺出来てしまうすばらしい武器が木酢液です。
木酢液は園芸などしている方にはお馴染みでしょうが知らない人でもホームセンターに行ってもらえれば1リットル1,000円前後で売っています。
木酢液の主な使われ方は園芸用肥料ですが入浴液や消臭など色々な分野に幅を効かせている優れものです。ついにアクアリウムにも進出といったところです。
以下に写真でやり方とその絶大な効果を説明していきます。
私の使っている木酢液です。特にこれでなくても園芸用肥料という形で売っているモノを購入すれば同じ効果が得られます。
揃えるものは木酢液と木酢液をコケに塗る筆、使用分だけ入れておく小瓶、木酢液は結構臭いがきついので床などに臭いが付かないように新聞紙を用意して下さい。
木酢液は通常、水に希釈して使用するのですがコケにはそのまま原液を塗って下さい。
今回の標的はこちらです。水槽リセット時などに取り出して上の木酢液をコケに塗り塗りします。
一つポイントとして塗る前に石(または流木を)拭いて水分をなるだけ取って下さい。水分が残っていると原液を塗ったときに希釈されて成分が薄くなることにより、効果が半減されてしまいます。
塗ると1分程度でこのように黒かったコケが紫色に変色します。
こうなった黒髭ゴケにとんでもないことが起こります。
なんと今まで見向きもしなったヤマトヌマエビが食べ始めものの数日で新品同様(?)です。
今度は流木にあえなく付いてしまった黒髭ゴケに塗ってみました。
同じく1分もすると黒かったコケが今度は白変しています。
あれだけ付いていたコケがたった一夜(!)でここまでヤマトヌマエビによって無くなります。
程なくしてホントに新品と変わらなくなってくれます。
木酢液は流木でも石でも同様の効果が期待出来ます。
どうでしょうか?
木酢液とヤナトヌマエビのコンボであんなに見苦しかった石、流木がここまで見違えます。
木酢液の良いところは、これと同じ効果で良く紹介されるので漂白剤や洗剤を使う方法がありますがこれらを使った場合、塗った後に水槽に戻す前に洗い流さないといけないのに対して、木酢液は元々の使い方が園芸用の肥料なので塗ったぐらいの少量であれば、すぐ水槽に戻しても悪影響はなく(ないどころか水草の肥料になって好影響)、洗い流す手間が省けます
それにだいたい流木や石は一度レイアウトに馴染んでしまうと水槽内からはなかなか出しづらいでしょうしシャワーパイプなどもいちいち外すのは面倒ですので、木酢液を使用すれば換水した時に水から出たところに直接塗ります。そしてそのまま、また水を張るだけで除去完了です。もし、水換え時に水から出てくる場所であればわざわざ水槽から出さなくてもその場で木酢液を塗れば良いわけです。
同じ効果で有名な商品としてADAのフィトンギットがありますが50mlで2千円近くします。木酢液は同じ効果で1000mlでも千円以内で売っており、全然比較になりませんのでADAフリークの方以外正直なところお勧め出来ないです。
しかし、いくらこれで一時的にコケをなくすことが出来ても根本的な原因を解決出来ていなければまた出て来ますから復活する前に環境改善に努めて下さい。