バリスネリア・ナナ
水質:弱酸性〜弱アルカリ性、軟水〜中硬水
光量:2〜3灯
二酸化炭素:なるべく添加する(2〜3秒に1滴)
難易度:簡単
バリスネリア・ナナはテープ状の水草としてはレイアウトで使いやすいです。バリスネリア属の中で最も有名なのはバリスネリア・スピラリスです。この水草はものすごい増殖力で間引き作業に四苦八苦された方も多いかと思います。私自身もこの時のイメージでバリスネリア=手に負えないと言う感覚がありました。しかし、バリスネリア・ナナはそこまで早くはないので大分扱いやすいです。
育成は基本的には簡単で幅広い環境に適応しますが、中性以上、硬度高めの環境の方が成長は早くなります。逆にソイル環境でトニナが育つようなかなり硬度の低い環境だとあまり元気出ず、成長は鈍化します。ソイルだと数ヶ月経ったくらいから成長が加速していくような感じです(パールグラスに近し)。CO2はなくても育ちますが、少しでも入れていた方が綺麗な葉を保てます。光量も2灯くらいからでも育成可能です。
成長速度はバリスネリア・スピラリスよりはマシとは言え、硬度高めの環境だとそれなりに早いです。根を張るタイプの水草ですので、レイアウト上望んでいない場所にランナー伸ばしてきたと思ったらなるべく早期に抜いてしまった方が良いです。ランナーの長さはかなり長く伸ばすこともありますが、少しでも光量あれば比較的短めの場所で新たに新芽を出してくれます。こういったところはレイアウトだと密生感出しやすくなって見栄えは良いです。
バリスネリア・ナナは別名バリスネリア・スレンダーリーフと呼ばれ、2〜3mm程度の比較的幅の狭い葉を付けます。長さも30〜40cmくらいでバリスネリアとしては短めに収まります。ただし、大型水槽などではこの限りではなく、幅5mm程度、長さも50cm以上と少し大型になる場合もあります(それでもスピラリスよりはかなりマシ)。
葉の先端は先鋭になり、見た目はエキノドルス・アングスティフォリウスに近い感じです。
上記より後景でテープ状の葉をたなびかせるにはもってこいの水草と言えます。大きさもスピラリスのように水面を覆ってしまうようなことはまずなく、成長も極端に早くないため扱いやすいです。
ちょっとしたテクとして、時間が経って考えている範囲外にランナーを伸ばしてきたら換水時にでも引き抜いてバケツストックしておきます(バケツでも枯れません)。それを何度か繰り返して数が集まってきたら水草のおもりなど使って底床に置けばまた成長を始めますので、ある箇所のみ集中的に密生感を出すことが出来ます。水槽サイドでたなびかせるようなレイアウトには良い方法です。

