ラガロシフォン・マヨール
水質:中性〜弱アルカリ性、中硬水
光量:2〜3灯
二酸化炭素:なるべく添加する(2〜3秒1滴)
難易度:普通
あまりに増えすぎて問題となるオオカナダモ(アナカリス)によく似ています。環境によっては区別が付かないくらい似通ってしまうことがありますが、基本的にラガロシフォン・マヨールの方が葉幅が狭く先鋭な印象でカールも大きくなります。葉の付け方もオオカナダモが輪生に出すのに対し、互生しています。
今では日本など色んな地域に増殖しているようですが、原産は南アフリカとのことです。
育成に関して唯一気を付けるべきところはpHと硬度で中性、中硬水以上の環境にして下さい。本種の場合、ソイル環境より大磯砂で育てた方が簡単に育てられます。ソイル中心の現状では難しく感じる人も多いかもしれません。
オオカナダモは適応環境が幅広いため自然下でも増殖しすぎて問題となりますが、ラガロシフォン・マヨールの場合、富栄養環境下(低pH、軟水)では育たない(元気でない)ためそのようなことになるのは少ないのではないかと思われます。
ラガロシフォン・マヨールは葉がカール状になる水草の中で一番その特徴を色濃く出しているように感じます。葉の長さは2〜3cm、葉幅1〜1.5mmくらい。茎が直径約2〜3mmとかなり太い反面、意外と脆く折れやすいです。
上記の中性以上の環境であれば成長速度は早いです。成長の最中にも枝分かれもしますし、トリミングにも強いため増やすのは容易です。
成長方向は縦より真横〜斜め方向に伸びていきます。水面に達してもしばらくはそのまま水面を這っていきます。
購入当初の個体は植えてもすぐには育ちませんが、少し時間経つと頭頂付近から新たにクリアーな新芽を出して現在の環境に適応してくれます。
ラガロシフォン・マヨールは本格的な水草レイアウトと言うよりも草姿的には金魚など入れた水槽が似合います。しかし、そういった魚中心の水槽は総じて富栄養化気味でpH、硬度低いことが多いです。そのため本種よりも似た草姿のオオカナダモを用いた方が無難ではあります。
それでも綺麗さでは先鋭さのある本種に軍配が上がると思いますので、魚少なめで日本の清流を模したようなレイアウトなら良さそうです。

