水草 - 後景用 3
リムノフィラspカリマンタン
水質:弱酸性〜中性、軟水〜中硬水
光量:3〜4灯
二酸化炭素:必ず添加する
難易度:簡単
何かその辺の雑草をそのまま水槽に入れて育てているような趣です。
あまり気にならない程度ですが葉には少しギザギザしたものが入ります。
リムノフィラ系は総じてシソ臭がありこの水草も例外ではありませんがそれほど強くはありません。水草の近くまで鼻を寄せてわかる程度です。先に紹介してますニューオランダプラントのシソ臭は相当なものですが。。。
育成は難しいところはなく二酸化炭素を添加していれば十分育成可能です。高光量の環境や葉が水面近くになるとほんのりではありますが赤くなります。
成長速度は弱酸性の環境だと結構早いです。トリミングをしないままだと水面まで行けばそのまま水上葉になって花まで咲かせてくれたりします。メタハラを使用した場合など水槽上がオープンな環境だとそれもなかなか良いものです。
茎は頑丈な方ではないのでトリミング後は当然丈が低くなりますからその部分で光量が少なかったりするとそのまま溶けるように枯れてまうこともあります。この種は茎が弱々しくなってきたと感じたらその茎は捨てて脇差しを行った方が失敗は少ないでしょう。
レイアウトではメインで使うのは難しいと思います。まとめ植えしたとしてもこの水草は1本1本のボリュームがあまりありませんのでかなりきついところではあります。うちではアクセントとして使うことが多い種です。

ブラジリアン・フラジャイル
水質:弱酸性〜中性、軟水〜中硬水
光量:3〜4灯
二酸化炭素:必ず添加する
難易度:普通
この水草の名前にありますフラジャイルの意味は脆いという意味があり、実際に頭頂から第1節芽は本当に脆く少しさわった程度ですぐ取れてしまいます。結構綺麗な水草なのにかなりマニアックな損をしております。
育成自体には特に難しいところはなく二酸化炭素を添加していればしていれば大丈夫です。ただソイル系で弱酸性の環境の方が結構早く成長してくれます。殖やすには他の有茎草よろしく脇差しでどんどん殖やしていけます。
葉が出る節目間がかなり空いていますのでどうしても貧弱な印象はぬぐえないのですが草体全体が純粋な薄グリーンに染まってくれてなかなか綺麗ではあります。
また言いますが本当に頭頂部分は簡単に取れてしまいますのでそれを避けるためアドバイスとしましてにまず植えるところは水槽の端はやめておくことをお勧めします。理由は水槽端は換水時に基本的にガラス表面のコケ取りをしますので往々にしてその時に腕が頭頂にふれて取れてしまうからです。
この水草は換水時に水をあまり引っかき回さない大型水槽での育成か、どちらかというとオープンアクアリウム向けのような気がします。


アラグアイア・ミズマツバ
水質:弱酸性〜中性、軟水〜中硬水
光量:2〜4灯
二酸化炭素:必ず添加する
難易度:普通
日本にも自生しているミズマツバのアラグアイア産のものです。アラグアイ(ブラジル)、日本の他にもインド、アフリカ、フィリピン、中国などにも広く分布していてかなり世界に顔の広い水草です。日本では何気に絶滅危惧種に認定されてますので扱いにはご注意を。
見た目はロタラ・ナンシアン(スレンダーリーフ)に近いような形状ですがそれよりも葉の厚み、茎の太さが多少あり繊細でもありますが重厚な印象も感じます。
あと他の種では余り見られないこの水草独特で茎が赤みを帯びます(環境が良いとそれがいっそう濃くなり茶色くなります)。
適応環境はかなり広く二酸化炭素を適量添加していれば綺麗に育てることは出来るでしょう。
大型水槽だときついですが小型(60cm以下)の水槽ではなかなかボリュームも感じさせますのでまとめ植えすればメインでも使えることが出来そうです(やってる人を見たことはありませんが)。葉は薄緑で非常に良いのですが赤みのある茎をどう他の水草連とうまくマッチさせるかが難しいところではあります。

アラグアイア・レッドクロスプランツ
水質:弱酸性、軟水
光量:3〜4灯
二酸化炭素:必ず添加する
難易度:難しい
ここ最近になって登場しました赤系の美種です。
上から見ると十字に見えるからこういう流通名を付けたのでしょうがそんな水草は他にもかなりあるのにずいぶんと大げさな名前にしたものです。
見た目の印象はニードルリーフルドビィジアに近いものがありますがそれよりも赤色が濃くその赤もまさに輝くような感じで綺麗さではこちらに軍配が上がるでしょう。葉の長さ、幅もこちらの方が少し大柄になります。
赤くなるのは葉の部分で頭頂に行くに従ってその赤色も濃くなっていきます。茎部分は赤くならないようです。
問題は育成難易度にありまして6.5以下の低pHの軟水、多めの二酸化炭素添加、高光量でないとまともに育ってくれません。ですのでこの種を育成する場合基本的に底床はソイル系でないと難しいです。
赤の発色の綺麗さでは随一ですのでどんなレイアウトでも目立つ存在として大いに活用できます。この水草は赤系の水草に埋もれさすよりも緑系の水草の中に入れて際だたせるのが良さそうです。

エキノドルス・アングスティフォリウス
水質:弱酸性〜弱アルカリ性、軟水〜中硬水
光量:2〜4灯
二酸化炭素:添加する
難易度:普通
バリスネリアなどを含めたテープ系水草の中では最も使い勝手の良い種だと思います。
繁殖はランナーを出して殖えて行きます。ランナーの長さは2〜3cmくらいから暗部だと結構10cm以上に長くなったりしますのでたまに予想外なところから葉が伸びてきてレイアウトを乱す(逆に良くなるときもあるけど)のはバリスネリア類と変わらないところです。
バリスネリアより良いところは葉の長さがそれほど長くならず普通は20〜30cmぐらいで長くても私の経験上では40cm程度までで成長は止まります。それによってテープ上の葉が水面を覆って照明を遮ってしまうようなことはありません。また、葉先が尖っており(バリスネリアの葉先は丸っこくなってます)繊細さを感じさせます。
育成環境はうるさくなく二酸化炭素の添加をしていれば育成可能です。
レイアウトはアクセント的な使用であれば何もないですが後景で使用する時は1株1株にはボリュームがあまりないので何株もまとめ植えが必要となるでしょう。
ただアングスティフォリウスは水面まで直線的には伸びていかない傾向にあり、1株から出る5〜10枚の葉が扇状に伸びていくようで正直後景でカーテン状にするには難しいと思います。その辺は株から90度真上に伸びる向きの強いバリスネリアには叶わない所ではあります。
