水草 - 後景用 4

 

スターレンジ

 

水質:弱酸性〜中性、軟水
光量:3〜4灯
二酸化炭素:必ず添加する
難易度:難しい

 

トニナと同時期に登場した南米水草人気の一翼を担った水草です。この水草の登場には強い衝撃を受けたものです。初登場後も細かい産地の違いで何種類ものスターレンジが登場しました。はっきり言ってほとんど常人には区別不能レベルですが微妙な違いがあってそのコレクションにはまった(はまっている)方も多いと思われます。かく言う私も軽くはまりそうになった一人です。
写真のスターレンジは一番多く出回っているやや大型になるタイプのもの(サンパウロ産?)でこちらの種は他のスターレンジよりは若干適応水質の幅があるようです。底床をソイル系にしていればソイルの効果でセットから半年くらいは調子よく育ちソイルの効果が切れる半年以降では一応に育ちが悪くなるのですがこの産地のスターレンジはpHが7.0に近い状態でも元気よく育っておりました(高光量、二酸化炭素の添加は必須です)。
水草単体では衝撃を受けるほど綺麗なスターレンジではありますがこと色々な水草が混在するレイアウトでの使用を考えた場合はなかなか使いどころが難しいです。理由は他のホシクサ系にも言えますが単体での自己主張が強すぎてしまうことです。
とはいえこれだけ綺麗ですからなんとか活躍の場を考えるに30cm以下の小型水槽でトニナなどと一緒に自己主張が強い同士でレイアウトすると面白いような気がします。

 

スターレンジ

トニナ・フルヴィアティリス

 

水質:弱酸性〜中性、軟水
光量:3〜4灯
二酸化炭素:必ず添加する
難易度:普通

 

以前トニナspの名前でもてはやされました種でついでに産地はベレン(ブラジル)です。
トニナは90年代後半に現れましたまさにアクアリウム界の怪物です。この水草の登場によって多くの人の水槽がトニナとソイル系のペアに一変したことでしょう。私も一時期はこればっかりになってしまいました。
育成に関しては多くのHPにて語られ尽くしておりますが元気よく成長させるには6.5以下の低pH、KH1以下の軟水、高光量、二酸化炭素の添加が必須条項です。条件を列挙すると難しく感じますが基本的に定番のソイル系の底床を使用していれば半年くらいはかなり簡単に育成することが出来るでしょう。
ソイルの効果が切れると途端に目に見えて育ちが悪くなって来てしまいます。その場合手っ取り早く底床を交換、追加するかピート、pH・KH低下剤、イオン交換樹脂を使用して軟水化させるかといった選択肢があります。
このトニナですがこと水草レイアウトでは非常に使い勝手は悪いです。実際本格的な水草レイアウトでトニナを使ったレイアウトは日本登場時の頃はともかく今ではほとんど見ないと思います。
理由はやはり草姿が他の水草と混同させた場合なぜか浮いた感じになってしまうのが原因でしょうか。逆にトニナをうまく利用した画期的なレイアウトを見てみたいぐらいです。
私の足らない思考回路で何とか編み出したトニナ用レイアウトはもうトニナオンリーで大量のトニナを森にしたてたレイアウトです(Photo Tankに実例あり)。これなら色々な産地のトニナのコレクションも可能で一石二鳥な感じです。

 

トニナ・フルヴィアティリス

トニナ・スレンダーリーフ

 

水質:弱酸性〜中性、軟水〜中硬水
光量:3〜4灯
二酸化炭素:必ず添加する
難易度:やや難しい

 

上のトニナよりやや遅れて登場しました。個人的にはこっちの方が名前の通り繊細で好きではあります。
購入時はスレンダーリーフという名前だけで購入したのではっきりとはわかりませんがおそらく“マディラ”と言われるものだと思われます。
育成に関しては基本的に上記のトニナ・フルヴィアティリスに準じますがこちらの方がやや適応環境に幅があるようです。トニナ・フルヴィアティリスはソイルの底床で半年ほど経つと大分調子が悪くなるのですがスレンダーリーフはその後も1年ほど(pH6.5〜7.0、KH1〜2付近)そこそこ元気に育っておりました。
これの面白いところは環境にムラがあったり水面付近だと頭頂がおかしな形になることです。とてもレイアウトには使えないですがなかなか奇妙で面白いです。
こちらはトニナ・フルヴィアティリスと違い後景種として普通に使えると思います。それでもあまり多くの本数をまとめるとレイアウトから浮いてしまうので少数で周りとバランスを保った方が良いかと思います。

 

トニナ・スレンダーリーフ

ブリクサspベトナム

 

水質:弱酸性〜弱アルカリ性、軟水〜中硬水
光量:3〜4灯
二酸化炭素:なるべく添加する
難易度:簡単

 

ブリクサの中でもかなり育成が容易な種です。
ブリクサ・ショートリーフなどブリクサ系は一見すると有茎草には見えないのですがこの種は明らかに有茎草だとわかります。
育成はブリクサの中ではかなり容易な方でソイル系が理想ですがそうでなくともある程度二酸化炭素添加しているぐらいでも育成自体は可能です。ただソイルで高光量の環境だと大型になり同じ種とは思えないほどすごく綺麗に育てられます。写真のものはあまり状態の良くないものですのであまり参考にしないで下さい。というか逆に状態が悪いとこうなります(という意味でご参考下さい)。
状態が良いと草体が大きくなりセンタープランツとしても使うことが出来ますが光量不足などの要因で少し状態が落ちてきますと頭頂が小型になって貧弱になってしまいまい、かなり落差が激しいです。頭頂が大型にならない場合は中景草として使うのが吉かと思います。

 

ブリクサspベトナム

ベトナムグリーンリムノフィラ

 

水質:弱酸性〜中性、軟水〜中硬水
光量:3〜4灯
二酸化炭素:必ず添加する
難易度:普通

 

多くあるリムノフィラの中で一番水草レイアウトで使いやすい種でしょう。

葉の大きさは高光量で状態が良いと4〜6cmぐらいになります。ボリューム的にも十分あり、90cm以上の大型水槽でも後景のメインとして使えます。

このリムノフィラの素晴らしいところがどんなに光量を強くしても全く赤みを出さずに淡い緑色のままで育ってくれるところです。この辺は同じくキレイな緑色を保持し続けるグリーン・ロタラに通ずるところがあります。

育成そのものはCO2を添加していれば可能ですが、それに高光量が加わることによって葉も大きくなり最大限魅力を引き出すことが出来ます。

非常に使い勝手が良く、適当に植えていてもそれなりに見栄えは良いです。一言私見として水草レイアウトでは後景草の一歩手前で一番後ろの水草よりもやや遅れて伸ばしていくような使い方が良いと思います。右上写真のように撮影時には頭頂をみせる感じのタイミングが理想的です。逆に水面まで伸びきると右下写真のような角度になり、少し見栄え悪くなりますからその辺はトリミングでの調整が必要ではあります。

実際のところあまりこの水草を使ったレイアウトは見ないですが、もっと使われても良いように感じます。

 

 

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