ミクロソリウム・ナローリーフ
水質:弱酸性〜弱アルカリ性、弱酸性〜中硬水
光量:1〜2灯
二酸化炭素:なるべく添加する(2〜3秒に1滴)
難易度:簡単
流木に活着させることで、本来の意味(後景水草の根元隠し)での中景にぴったり合った水草です。水草レイアウトではミクロソリウム・プテロプスよりも本種の方がメジャーな扱いだと思います。
育成自体はどの環境でも適応出来るので枯らすことはないですが、成長スピードはプテロプスなどと比べるとやや遅めです。成長遅めで葉の硬いミクロソリウム系全般に言えることですが、安定していない水槽では黒髭苔などに悩まされる恐れがありますので気を付けて下さい。
そのため本種を用いたレイアウトで底床にソイルを用いる時は集中換水の重要度はいつも以上に増します。また、後景種の陰に入れてしまって光があまり当たらない環境に入れてしまうのも一つの手です。ミクロソリウム系はあまり光量を必要とはしませんので、日陰に入れることで苔を多少回避可能です。
レイアウトで使うとき、成長スピードの速い有茎草(陽性水草)との組み合わせだと追い付かず、他の水草がトリミング必要な頃になってもまだ活着させたときの糸やビニタイがちょろっと見えている状態ということが当たり前ですのでこういう組み合わせの場合は、どうしてもレイアウトの完成がやや遅くなり気味になってしまうのは致し方ないところです。それでもめちゃくちゃ遅いわけでもないので、ロタラ系などの後景種を1〜2回トリミングしている内にさすがに繁茂しているかとは思います。活着方法に付きましては普通直接流木に巻き付けますが、こちらの簡単にやり直しが出来る活着方法も一緒にお勧め致します。
他のミクロソリウムにも言えることですが、夏場で水温が30℃近くなるとシダ病が発生してくる恐れが高まります。水温管理をしっかりするかそれが難しいようであれば夏場には使わない方が良いかもしれません。維持だけなら水汲んだバケツに入れておく+そこそこの光だけで十分可能です。
ミクロソリウム・ナローリーフの葉は通常15〜20cmくらいです。ただし、環境によっては大きくなると30cm以上にもなることもあります。ナローリーフとあるように葉幅は狭く、約5〜10mmくらいで細いままに収まります。葉の凹凸はそれ程大きくはなりません。
ミクロソリウムの特徴の一つに不定芽があります。不定芽とは予期できないところから出る芽のことで、ミクロソリウムの場合、葉から直接芽吹いてしまいます。 葉から不定芽が出てくると水草レイアウトとしては不自然でみすぼらしい姿となってしまいます。その点、ナローリーフは状態良ければほとんど不定芽が出てくることはほとんどありません。それが水草レイアウトで多用される理由の一つです。
また、CO2を添加すると葉裏に気泡を付けるようになります。CO2を添加すれば成長のみならず見た目にも華やかになります(当然光量も必要)。
成長遅いと言ってもロタラ系など有茎草入れた水草レイアウトの環境であればそこそこのスピードで増えてくれます。葉の長さが20cm近くなるため90cm以上の大型水槽向きです。流木と合わせればアマゾンの雰囲気を最高に出してくれる水草だと思います。

